アラサー主婦のパニック闘病記録

2018年7月にパニック障害発病、9月に心療内科を受診。自分の備忘録として、また同じ悩みをもつ方々に参考になればと思います。

パニック障害を自覚するまで②

最初の発作は2018年7月の初め頃に起きました。

当時はパニック障害とは思ってもいなく、ただの寝不足や疲れが原因だと思っていました。

そのため、息子と二人で電車に乗ってお出掛けしたり、家族で外食へいったり、旅行したり、とくに日常生活に支障が出ることはありませんでした。


しかし、次に発作が起きたのが翌月の8月中旬頃です。


久々に夫と二人で出掛けようと、息子を実家に預けてランチをしに行きました。


車で出掛けましたが、行きの車内で既に胃に不快感があり胸騒ぎがしていました。


せっかくのデートだからと気にせずお店に入ると、少し蒸し暑かった店内で一気に動悸が起こりました。


せっかくの二人きりのランチ、夫やお店の方に迷惑をかけてはいけない!


そう思えば思うほど動悸は止まらず、トイレに籠りました。

早くトイレからでないと…と気持ちばかりが焦って、動悸や吐き気はますますひどくなっていきます。

もう車で休ませてもらおう、そう思ってトイレから出ると食事を終えた夫が心配そうに迎えてくれました。


お店の方にも謝罪し、せっかくのランチは一口も手をつけられずにお店を出ました。普段はケチケチ主婦なので未だにもったいなくて悲しい…


この時も、デートが楽しみすぎて前日ほとんど寝ていなかったので寝不足が原因の貧血だと思っていました。



3度目の発作が起きたのは、その1週間後です。


ケータイの調子が悪くなり、急遽機種変更をしなければならず一人で手続きに向かいました。


順番がくるまで下を向いて本を読んでいて、ふと前を見たときにクラッと目眩がしました。


その目眩がきっかけて、もしここで体調が悪くなったら…という不安に襲われました。


自分の順番がきて、手続きのあいだも目眩と胃の不快感があり必死に耐えていました。


やがて耐えられなくなり、お店の方に体調が悪くなったことを伝えてまた改めて来店しますと申し出ました。


お店の方は、あともう少しだから楽な姿勢でいてもらって大丈夫なので耐えられそうなら耐えてください!的なこと言ってくれました。(持っていたケータイが完全に使えなくなっていたので…)


お店の方は熱中症と勘違いしたのか、冷たい飲み物や保冷剤を出してくれて、急いで手続きを進めてくださいました。


わたしも保冷剤を顔に当てて気を紛らわし、なんとか手続きを終えることができました。


手続きが終わってお店から出ると、さっきまでの動悸や不安はすっと引いていきました。


このとき、自分の体調不良の原因は身体じゃなくて心なんじゃないか…と自覚しました。