アラサー主婦のパニック闘病記録

2018年7月にパニック障害発病、9月に心療内科を受診。自分の備忘録として、また同じ悩みをもつ方々に参考になればと思います。

初診!心療内科へ行ってみた!

心療内科を受診しようと思ったきっかけ - アラサー主婦のパニック闘病記録

 

前回ブログでも書きましたが、わたしはパニック発作で日常生活に支障が出ていることを自覚し、心療内科を受診することを決めました。

 

 

わたしは当初、精神疾患に対して薬物療法を受けることに関して否定的な考えをもっていました。

 

 

精神薬には依存性があるものが多く、いわゆる薬漬け状態になって薬なしでは生きられない身体になるのが恐いと思っていました。

 

 

自分なりにアルコールやカフェインを一切断ち、就寝前にヨガをして朝起きたら青汁を飲んで…生活習慣を見直しました。

 

 

 

ですが、常に発作が起きることが不安で著しい変化は見られず、このパニック発作に対する不安が薬漬けになる不安を越えていました。

 

 

 

心療内科は人生初!

予約の電話から初診まではこんな感じの流れでした。

 

 

初診予約の電話

 

心療内科をネット検索し、自宅最寄り駅から2駅先に2件見つかりました。(AクリニックとBクリニックとします)

 

 

Aクリニックは口コミが良かったのですが、HPに初診の受付は最短で1ヶ月後と書いてあり却下…

 

 

Bクリニックは電話してみないといつ予約がとれるか分からなかったので、ひとまず電話をし、3日後のお昼からの予約がとれました。

 

 

Bクリニックの電話対応は受付の方がしてくれましたが、やはり診療内容が内容だけに、電話口でも優しく対応してくれた印象です。

 

 

初診の予約で確認されたのは、こちらです

 

  1. 予約日時
  2. 氏名、年齢、電話番号
  3. ほかの心療内科に通院しているか
  4. 飲んでいる薬があるか

 

そして最後にさらっと…

 

当院は大変混雑しておりまして、1~2時間ほどお待ちいただくことがありますのでご了承くださいね

 

 

と優しく言われました。

 

 

とってもさらっと言われたので、わたしも「は~い」と返事をしてしまいましたが

 

 

電話を切ったあとにものすごく不安になってしまいました。

 

 

そんなに待ったらパニック治しにいってるのにパニック発作起こしちゃいそうだよ~!!

 

 

 

予約の電話を切った後から、病院のことが不安で不安で、食欲不振と不眠に悩まされました。

 

 

そして翌日から病院へ行く前日までの2日間、毎日発作を起こしました(笑)

 

 

初めての心療内科

 

受診するクリニックが駅から徒歩2分の立地だったので、息子は夫に任せて一人で電車で行く予定でした。

 

 

ただ、2時間一人で待てるかがすごく不安でした。

 

 

夫と息子はお小遣いを握りしめて、二人でお台場へ遊びに行きました。

 

 

予約はお昼からだったので、一人でもんもんと不安になりながら家で過ごしていました。

 

 

すると母から、

 

 

不安ならついていってあげようか?

 

 

とメールが…!!

 

 

いい歳して恥ずかしいと思いつつ、母に甘えることにしました。

母と病院なんて何年ぶりだったのやら…

 

 

いよいよ受付へ

 

エレベーターで病院のフロアまで上がり、扉が開くとものすごい人がいました。

 

 

待ち時間で体調を悪くされたのか、待合室の椅子に横になっている方もいました。

 

 

また、わたしのように一人での通院が困難な方で夫婦や親子で来ている方も何組かいました。

 

 

しかし、院内は明るくて静かでオルゴールのBGMが鳴り、漫画や雑誌、ウォーターサーバーもあって嫌な感じはしませんでした。

 

 

診察室は全部で3部屋、初診ではどの先生になるか分かりませんが、次回からは必ず同じ先生が担当してくれる感じのようでした。

 

 

受付で初診の旨を伝えて、問診票を渡されました。

 

 

一般的な病院で書く問診票の設問に加えて、食欲があるか、気分の落ち込みがあるか等の心理テストのようなものも記入しました。

 

 

そしてここからが勝負の待ち時間!

 

 

わたしは一人でじっとしていると体調のことばかり気にして逆に発作を起こしてしまうタイプだと気づいたので、ひたすら母とおしゃべりし続けました(笑)

 

 

覚悟を決めて、気を紛らわす用の飴や飲み物、保冷剤、濡れタオルを持参していましたが、30分ほど待ったら診察室へ呼ばれました。

 

 

2時間待つ覚悟をしていたので、ものすごくラッキーというか助かったというか、そんな気持ちでした。

 

 

先生との面談

 

 

心療内科を受診するに当たって不安だったのが、自分の症状をきちんと先生に伝えられるかということでした。

 

 

身体の病気やケガなら、聴診器を当てたりレントゲンを撮ったりして、自分が上手く説明が出来なくても症状に合った治療をしてもらえますが、

 

 

心の病となると、自分のさじ加減で重症か軽症か決められてしまうのでは…と思っていました。

 

 

しかもパニック障害では発作が起きていないときは元気なので、なんともない状態のときに発作が起きているときの身体に起こる症状を説明するのが難しく感じました。

 

 

しかし、そこはさすが専門のお医者様…

 

 

こうゆう症状はある?

 

 

発作はどんなときに起こる?

 

 

などとリードして質問してくれるので、口下手なわたしでもきちんと相談ができました。

 

 

初めての処方薬

 

もともと薬に抵抗があったわたし。

 

 

先生にもその話はお伝えしました。

 

 

先生もそのことに理解をしてくれて、最初は頓服薬としてロラゼパムというお薬だけ処方されました。

 

 

このお薬は依存性があり、常用しているとどんどん量を増やさないと効かなくなってしまうらしいのです。

 

 

ただ、1日2回程度なら問題ないから具合悪くなったら飲んで!と言われました。

 

 

もし不安で食欲不振とかの症状がでたり、どうしても発作を起こしたくないときにも飲んでもいいよ。とも言われました。

 

 

抗不安薬には自分に合う合わないがあるらしく、合わないと副作用も強く出るらしいので1週間ぶんの頓服を処方されて次回は1週間後ということになりました。

 

 

 

 

きちんと薬の危険性も説明してくれて、聞いたことには丁寧に答えてくれて、いい先生に出会えたのかな?と思っています。

 

 

 

ただ、産まれて初めての頓服薬…どのタイミングで飲めばいいのかいまいち分かりませんでした

 

 

長くなってしまいそうなので、このお話はまた改めたいと思います。